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いい絵を撮る基本 ~フィックスショット~

ビデオカメラには、大抵高倍率ズームが付いていますから、ついズームで寄ったり引いたり、パンしたりしたくなります。

このようにして撮られた映像は、とてもつなぎにくい映像になりがちです。
自分の撮りたいカットを1つ1つ、フィックス画面(カメラを固定して撮影する)でしっかりと撮るのが基本です。

このフィックス画面について、93年にあった黒澤 明監督と北野 たけし監督との対談で、北野武監督が、こんな事を言っています。

黒澤監督から北野作品が褒められて....

北野 たけし「いえいえ(笑い)。僕は本当のことをいうと、ほとんど映画を見ていないんですよ。浅草のストリップ劇場でコントをやるようになってからみたぐらいで、浅草来る前に見たのは「力道山物語」と「伴淳・アチャコの二等兵物語」だけ。
洋画も「鉄道員」しかない。

わりと売れるようになってから自分で映画撮ってみようと思ったんですけど。最初は全然わからなかったですね、どう撮っていいものだか。
五つほどのカメラをスイッチングしながらやるテレビはよく知ってるんですけど、映画はワンカメでしょ。
まあ、一つのカメラで五か所から撮ればいいなと単純に考えてカメラ覗いてたら、全然違うんですよ。

だから最初の映画「その男、凶暴につき」なんかはほとんど正面で撮ってカメラを動かさなかった。そしたらスタッフから「こいつ監督初めてでカメラ動かせないんじゃないか」っていわれちゃって(笑)。しょうがないから横にあったクレーンでも使ってみるかって(笑)。

でも、ラッシュを見ると動かした絵は全然気に入らなくて、結局カメラをポンと置いた絵ばっかりの単純な映画になっちゃった。やっぱり自分でわかってない絵を撮るとにっちもさっちもいかないですね。」

黒澤 明監督「そりゃそうですよ。自然にその人が持ってるものを出すしかないし、映画はそれを出せればいいんだよね。よく映画だからこう撮らなきゃいけないって言う人がいるけど、そんなことはないと思うんですよ、僕は。」


なかなか興味深いお話しです。いい絵を撮る基本がフィックスショットにあるのでしょう。

この対談の続きはこちらをご覧ください。

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