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モンタージュの方法

昨日出かけた折に、書店で「黒澤 明 生誕100年総特集」河出書房新社刊を買いました。
内容はかなりぎっしりいいものが掲載されており、税別1,200円はお買い得です。

宮崎駿氏、リリー・フランキー氏などのエッセイや、助監督メモワール、撮影現場のアルバムなどどこから見ても、面白いものばかりです。

中頃に過去の対談集が掲載されていて、萩原健一氏、フランシス・コッポラ氏、ビートたけし氏などとのの対談を、わくわくしながら読んでいます。

その中で、わたしが興味をひいたのは、武満 徹氏(たけみつ とおる、1930年10月8日 - 1996年2月20日)氏との対談です。
武満氏は、現代音楽の分野において世界的にその名を知られ、日本を代表する作曲家であります。

黒澤明監督とは『どですかでん』で初めてその音楽を担当しています。

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その武満 徹氏が黒澤 明監督との対談の中で、こう語っています。
~本より引用します~
「........黒澤さんの場合にはモンタージュがたいへん日本語の構文と似ているところがあると、言っています。(これはアメリカやブラジルの若い監督たちの発言の事を指している)

外国語で<私は・登る・山に>と言うのを、日本語の場合は<私は・山に・登る>という。
黒澤さんのモンタージュは、そういう日本語の構文と密着しているように思うといったらしいんです。
たいへん興味深い言葉だと思ったんですが、「七人の侍」の終わりの部分などを見ていても、あのモンタージュはアメリカであれを模倣して撮った「荒野の七人」--------実際にジョン・スタージェスは「七人の侍」をロケセットで写しながらそれをワンカット、ワンカット模倣して撮ったらしいですけれど........

それにもかかわらずなにか根本的に違うように感じたんですね(後略)」

私は昨日の記事で、映像編集というか映像を創る仕事って、「語り部」みたいなものでストーリーテリングを形作ると言う言葉をそう理解しています。と書きました。

まあいずれにしても、この河出書房新社刊の「黒澤 明 生誕100年総特集」一読の価値はあります。
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