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撮像素子の変遷 ビジコン~Exmor Rへ

わたしが8ミリからビデオに乗り換えた70年代の終わりころは、まだビジコンカメラが主流でした。
ビジコンとは云わば「真空管」の一種で、撮像管とも云います。

光伝導を利用して、セレンやシリコンダイオードアレイからなる光導電体を電子ビームにより走査して、映像信号電流を取り出すものでした。

感度も低くて屋内では照明なしには撮影できませんでした。又、撮像面の焼きつきの問題があり、太陽や強い光にレンズを向けることはタブーでした。
ビジコン

上の写真はビジコン

その後、NHKと日立製作所が開発したサチコン管が登場。
これは、光導電膜に非晶質Se-As-Te系のを用いた撮像管で、相当な高性能撮像管でした。
これにより小型でありながら放送用標準カメラに匹敵する画質のカラーカメラが実現しました。

サチコン


そこで、わたしが当時使っていたのが、このサチコン管を使った「単管業務用カメラ ビクターGX-S11」でした。

gx-s11

大ぶりのレンズと、肩載せ型のボディは黄色に仕上げられて、街中でも結構目立っていました。
価格は確か当時のもので35万円くらいでしたか?当時としては高価な買い物でした。

そして、1969年、アメリカのベル研究所にいたウィラード・ボイルとジョージ・スミスによって発明されたCCDは、その後研究が進み、ビデオカメラの撮像素子の中核をなしてゆきます。

ccd

その後、半導体微細加工技術の進歩により、1990年以降は、CMOSイメージセンサが台頭してきます。
cmos

CMOSイメージセンサの特徴は、低ノイズ、大量生産が可能、安価、消費電力が少ない、スミアやブルーミングが発生しない、高速読み出しも出来るなどで、HDビデオカメラの普及を加速させました。

そして次世代の撮像素子として、期待が大きいのが、、ソニーの裏面照射型構造を採用したCMOSセンサー“Exmor R”です。

exmor

この裏面照射型CMOSセンサーを搭載したハイビジョンビデオカメラ『HDR-XR500V』『HDR-XR520V』が、今年発売されています。

従来のCMOSセンサーと比べて、約2倍の感度と低ノイズを実現したと言います。

シリコン基板の裏側から光を照射することで、従来のCMOSセンサーではなし得なかった、夜景などの暗い場所でも高画質な映像の撮影を可能にしているそうです。

ちなみにこの、ソニーのHDR-XR500V、価格.comの最安価格 \58,878(税込)です。
単管業務用カメラが35万円でしたから、技術の進歩は将に、隔世に感ありです。

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