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ハイビジョンとホワイトクリスマス

I'm dreaming of a white Christmas
Just like the ones I used to know
Where the treetops glisten
and children listen
To hear sleigh bells in the snow .....

クリスマスが近づくと私のような年代の人間には、ビングクロスビーが歌う「ホワイトクリスマス」がジーンと心に沁みます。



この曲は当時のパラマウント映画の新方式「ヴィスタビジョン」の第1回作品映画「White Christmas」(1954年上映)のタイトル曲です。

さて、パラマウントのヴィスタビジョンですが、それ以前の映画の横縦比は1.37:1に対して、横縦比が1.66:1サイズの横長画面で大いに好評を得たと言いいます。

横長画面と言えば、『エデンの東』(1955)や『王様と私』(1956)では、更に横長のシネマスコープ(1: 2.55)が使われていました。

その他にも、当時急速に普及したテレビに対抗するため、湾曲した巨大なスクリーンに、3台のキャメラで撮影した3つの映像を同調映写機で映し出す「シネラマ」と言うのもありました。

これは、他のワイド・スクリーンにはない迫力があって、7チャンネルの立体音響を採用した、シネラマ映画第一作『これがシネラマだ』を当時の梅田OS劇場で見たときには、とてもびっくりしたことを今でも覚えています。

さて、ヴィスタビジョンの横縦比は、ハイビジョンテレビの縦横比(16:9)とほぼ同じです。

近年は、ロードショーを映画館で見ることが出来なくても、半年から一年ほどでビデオ化されレンタルビデオ店に並びます。
しかし、せっかく借りてきても、これまでの縦横比のテレビなら、横が一部カットされたり、テレビ画面の上下に黒い帯が現れ画面が小さくなったりしました。

ところが、ハイビジョンテレビなら、ヴィスタビジョンの映画を劇場用サイズをそのまま楽しめるというわけです。
ハイビジョンテレビの開発、特に縦横比規格の裏側には、こうした映画の二次や三次利用への対応策もあったはずです。

映画の横長化は、それまでのスタンダートサイズの映画と比べて、撮影、演出、編集にどのような変化をもたらしたのでしょうか?

昨今のビデオカメラの主流はハイビジョンになりつつあります。
誰でもが、高画質で且つワイドな映像を撮れる時代です。

ワイド化の利点は、人の目の画角に近いわけですから、あまりフレーミングや撮影技法等を気にせずとも、バーンとワイドを活かした「広い画」を撮るだけでも十分なような気がします。

「ホワイトクリスマス」と言う映画を、そういう視点で見直すことにします。



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