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日露戦争と映画「北京の55日」の関係は

私の祖父は、私が未だ小学校にもあがる前に亡くなりましたが、とても長身の祖父であったことを覚えています。
よく、養母からその祖父の武勇伝を聞かされていました。

よく言う、「飲む」「打つ」「買う」の三拍子そろった極道親父だったそうで、養父はその父を反面教師として育ったのか、極めて真面目な人でした。
そんな祖父が、持っていた絵本を、私は幼い頃よく見ていました。
その絵本は、丁度下の写真のような絵が描いてあって、それは日露戦争戦記のようなものだったと思います。

祖父は、1904年(明治37年)2月8日~1905年(明治38年)9月5日)の、大日本帝国とロシア帝国との間で闘った日露戦争に従軍していたと聞きました。
その際の戦勝記念か何かで貰ったものだったのでしょうか?

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私は、独りっ子で育ちましたので、よくこの本を長い時間見ていました。勿論、その頃は日露戦争の意味もなんにも知らなくて、軍服や兵器が珍しかったのでしょう。

この戦争の約10年前の1895年4月,日本は,日清戦争に勝利し、朝鮮半島での清朝(中国)に対する優越的地位を獲得しています。
そして,下関条約では,遼東半島も割譲させることに成功しましたが,直ちに独仏露の三国干渉がなされ、5月に日本は,外圧を恐れて,遼東半島を中国に返還しています。
しかし,ロシアは,日清戦争後の1898年3月,旅順,大連の租借権,ハルピン・旅順間の鉄道敷設権を獲得しました。
放棄させた遼東半島を奪い取られた日本国民はロシアを恨んだことだと思います。
その後。1900年(明治32年)の義和団事件でロシアは,敗残兵掃討,租借地・鉄道防衛のために満州に派兵しました。
1901年9月の北京議定書にもとづいて,各国は,北京占領後,敗残兵掃討を名目に満州に派兵,租借地,鉄道防衛のために,軍を常時駐屯させています。
しかし,ロシア軍の満州駐屯は,米国務長官ジョン・ヘイの門戸開放宣言(1899年)に反する行動とみなされ、英米日は,ロシアに撤兵を要求し,元首相伊藤博文は、12月,日露協定の交渉に入りましたが、合意には至りませんでした。

1963年に公開されたアメリカ映画『北京の55日』は、ディミトリ・ティオムキン(ロシア人)のテーマ曲が、とっても良くて、好きな映画でした。



この映画は、外国勢力排斥を訴え、北京の外国人の居留区に押し寄せる義和団を、アメリカ海兵隊のルイス少佐に指揮される外国人が、500名の兵力によって55日間の籠城戦を戦った姿を描いたもので、今ならこんな映画上映できないでしょうね。

100年以上の時をおいて、昨日(1日午後)、ロシアのメドべージェフ大統領が北方領土の国後島を訪問した事で、日露関係に黒い雲が立ちこめています。

わたしは、ふと君死にたまふことなかれを思い出しました。


ああおとうとよ、君を泣く 君死にたまふことなかれ
 末に生まれし君なれば   親のなさけは まさりしも
 親は刃(やいば)をにぎらせて  人を殺せと をしへ(教え)しや
 人を殺して死ねよとて  二十四までを そだてしや

 堺の街の あきびとの  旧家をほこる あるじにて
 親の名を継ぐ君なれば  君死にたまふことなかれ
 旅順の城はほろぶとも  ほろびずとても何事ぞ
 君は知らじな、あきびとの  家のおきてに無かりけり

君死にたまふことなかれ、 すめらみこと(皇尊)は、戦ひに
 おほみづからは出でまさね  かたみに人の血を流し
 獣の道に死ねよとは、 死ぬるを人のほまれとは、
 大みこころの深ければ もとよりいかで思(おぼ)されむ

 ああおとうとよ、戦ひに 君死にたまふことなかれ
 すぎにし秋を父ぎみに  おくれたまへる母ぎみは、
 なげきの中に いたましく わが子を召され、家を守(も)り、
 安しときける大御代も  母のしら髪(が)は まさりぬる。

 暖簾(のれん)のかげに伏して泣く あえかにわかき新妻を
 君わするるや、思へるや 十月(とつき)も添はで わかれたる
 少女(をとめ)ごころを思ひみよ この世ひとりの君ならで
 ああまた誰をたのむべき  君死にたまふことなかれ。


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