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働くしあわせを求めて ~知的障がい者の職業訓練

昨日は、祇園祭宵山の撮影に行っていまして、帰宅したら日付が変わってしまい、ついに4回目のブログ更新出来ない日となりました。
それでも、めげずに今日も書きます。
今日は、三日前の出来事です。

7月14日(水)、大阪市港区のとある公共施設で、現在制作中のドキュメンタリーのロケをしました。
ここは、知的障がい者が、就職するために、ある職種の訓練を受けている場所です。

pool

訓練のプログラムは

・基本1年間
・足りない場合は、更に一年間
となっています。

一般的に障がい者の就労までのプロセスは、次の図のようになります。

cg

つまり、特別支援学校→授産施設→福祉工場→一般就労というのが、一般的なプロセスなのですが、ここの取組は独自のもので、職種を一つに絞り込み、公共施設の強力を得て、そこで訓練をするというもので、授産施設でもなく、福祉工場でもない、全国でも極めて珍しい組織です。


この組織では、就職してからのフォローも行っていて、定着率が高いのも特長です。
発足から10年が経ち、これまでに延べ1,000人以上の訓練生を受け入れ、約300人程を就職させています。

ロケ当日は、訓練の様子の密着取材と、指導員の方(50歳代後半の女性)、組織の幹部の方にインタビューが中心になりました。

指導員の方は、とても明るく元気な方で、訓練生にとっては、母親のような存在でした。
そんな指導員の方の個性が反映して、訓練の様子は、感動の連続で、撮影しながら、何度か涙ぐむ事がありました。

例えば、教えた作業方法どおりにやれない時は、厳しく叱ります。
その様子を撮影していた私が、「厳しく指導されるんですね?」と聞くと

「我が子やと思わんかったら、厳しくしかれませんわ!!はっはっはっ」
「それに、就職するんやから、甘いことは言うてられませんわ」

それから、ある作業の指示を指導員から受けた訓練生、その指示が理解できなくて、少々パニック状態に.......
そこにやってきた来た指導員さん、訓練生に向かい合って座り。

「言うたことが、わからんようになったら聞きにおいでって、いつも言うてるやろぉ
それから、人の話し聞くときは、どないするんやった?
そうそう、目を見て聞くんやで、ええなっ!!」

と説いて聞かせます。

幹部の方のインタビューでは、
「よく障がい者の人たちの、就労意欲が低いと言うお話しを聞きますが、就労意欲は働かないと沸いてこないものだと思います。
ここで、訓練を受けている人たちは、皆さん働く幸せを求めて頑張っています。
今は、障がいを持つ人たちに、私たちのような組織が必要だと思いますが、社会の皆さんの理解が得られ、わたしたちのような組織が要らない世の中になればいいなと思います。」

いいお話しが沢山聞けて、感動のシーンも沢山撮れた一日でした。



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