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辛坊たまらん! もっと言っても委員会 ~TVメディアの興亡~

shinnbou

大阪のテレビ局「読売テレビ放送」解説委員、チーフプロデューサーの辛坊治郎氏です。
1956年生まれといいますから今年56歳。
その辛坊氏が2004年に出した本「TVメディアの興亡」を読んでいます。

その中で、テレビのニュースのことについて触れている部分があり、この頃からでも、報道ドキュメンタリーの主役だった政府や企業、消費者問題などに関する調査報道の陰が薄くなった事を書いています。
その理由は、実に簡単で、テレビ局が視聴率を追うようになったからだと結論付けています。

辛坊氏が未だ駆け出しの記者であったころは、局内で視聴率の事を口にする人はいなかったそうです。
それは、ニュースは経済的に合わないジャンルだったからです。
何がニュースかを決めるのは、ジャーナリスティックスな感性だったのが、今や視聴率と言う数字なわけです。

そういえば、最近のニュース番組は、殆ど同じようなものばかり放送されています。
例えば、大相撲の野球賭博事件、殆どが協会批判に終始していて、闇の組織と相撲界の関係や、茶屋のシステム、
などシステムの問題につっこんだ報道は皆無といっていいでしょう。

辛坊氏が、この本を著した頃、25分のドキュメンタリーを作ったそうですが、内容は警官による女性暴行事件で、昔のドキュメンタリーなら、事件の背景事情、例えば警官の不祥事の起きる頻度や、警察官の教育システム、採用方法、心理学的分析などに踏み込んで取材をするのでしょうが、今、こんな情報を番組に入れると、局内外から「退屈」とのそしりを受けないといけないそうなんです。

そのため、このドキュメンタリーは、被害女性のインタビューを中心に、事件の状況を説明するだけになってしまい、視聴率は、その方が良いそうです。

おかしな話しですね。
私は、本当の事を知りたいと思うし、伝える方も、良いものを伝えたいと思っているのですが、それをよしとしない商業主義や、難しい話しを拒む大衆もいる。

こんなジレンマがあるからこそ、TVメディアの興亡と言うタイトルになったんでしょう、この本が。
では、最後に、辛坊氏の人気番組、たかじんのそこまでやって委員会をどうぞ





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