スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ジョーズ』は全部OKカットの作品 ~映画のミカタいろいろ~

多くの松本清張作品の映画化を行って来られた野村芳太郎監督。

nomura

1974年の『砂の器』では、モスクワ国際映画祭の審査員特別賞を受賞されるなどの活躍をされました。(故人)

その野村監督が、生前にシナリオライターの橋本 忍さんと『ジョーズ』を銀座のヤマハホールに見に行かれた時のエピソードが、毎度このブログに登場する橋本 忍さんの著書「複眼の映像」(文集文庫)に出てきます。

yamaha


お二人は、映画を見終わってから近くの喫茶店でコーヒーを飲みながら、映画『ジョーズ』の印象を語り合います。

ジョーズ

橋本「出来のいい映画ですね」
野村「全部OKカットで繋いでいます」

橋本さんが映画を見るときは、結構一ファンとしてごらんになられるそうですが、やはり野村監督や橋本さんには、どこか当然のことながら職業的に見てしまっているのでしょう。

それによると一本の映画には、俳優のスキル、予算、時間の制約などがあり、本来NGカットなんだけど、やむを得ず繋がないといけないケースがよくあるそうです。
しかし、スピルバーグの『ジョーズ』は全部OKカットで繋げられていると見抜いたと言います。

野村「橋本さん...........これからスピルバーグの映画はもう見る必要ないですよ」
橋本「え?」
野村「映画の監督を一生やってたって、あんなのは一本出来るかどうかですよ。だから彼には、このジョーズが最高で...........これから先は何を撮っても、これ以上のものはもう出来ませんからね」

まあ実際はどうかと言うと、全米歴代興行成績ベスト60によれば、82年の『E.T.』が3位で、その後の93年の『ジュラシック・パーク』が11位、『ジョーズ』は31位に名を連ねています。
映画としての完成度と興行収入が必ずしも一致しないのですが、参考までに書きました。



さて、私の映画の見方は、その時々で違いますが、結構こんな見方をしています。

・モンタージュを学ぶ
映画の基礎ですから、映画監督それぞれの手法をよくみます。

・画面のサイズ、アップの使い方をまなぶ
監督の狙いは何かを考えて、なぜあのサイズ(クローズアップなのか、はたまた超クローズアップとか)に注目しながら見ています。

その他にも、映画の見方は、いろいろあると思いますが、このブログをごらんの貴兄はいかがですか?

スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

明日香人

Author:明日香人
各地の棚田保全活動の情報や美しい棚田を紹介してゆきます。

関連商品
おススメ書籍
twitter
検索フォーム
最新記事
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
最新コメント
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。