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映画の上映環境に地域格差の是正 ~頑張る市民自発型コミュニティシネマ~

一般社団法人日本映画製作者連盟のホームページには、日本映画産業統計と言うページがあって、貴重なデータが数多く掲載されています。

例えば1980年~2008年迄の間の配給収入上位作品だとか、過去データ一覧(1955年~2009年)や、2009年12月末現在の全国スクリーン数等です。

これを紐解いてみると、小生が10歳の1960年には、全国のスクリーン数が、7,457で、この年の映画の興行収入が、72,798百万円です。おもしろいのはこの頃の入場料金なんですが、平均72円だったそうですから総入場奢数は、1,014,364千人ととてつもなく大きい数字です。

現に、私が幼い頃、家にはテレビがなく、父が会社から帰って来て、夕食を済ませると、よく歩いて数分のところに、東映の映画館があって、片岡 千恵蔵だの市川右太衛門、大川 橋蔵だとかの映画を見に行きました。
中学くらいまでは、日活や東宝、松竹の映画館もすぐ近くにありましたが、今はその跡形もありません。

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さて、話しを元に戻して、一般社団法人日本映画製作者連盟の過去データ一覧によれば、それが10年たった1970年(私は二十歳だった)には、スクリーン数は3,246で実に4,000以上も少なくなっています。
興業収入は、254,799百万円ですから、約4分の1に激減しています。
このデータを見ると、その後1994年頃から少しずつ反転してスクリーン数は増えてきています。

が、しかしです。
2009年12月末現在の全国スクリーン数を見ると、色々考えさせられてしまいます。
それは、地方のスクリーン数の少なさです。

これでは、映画の上映環境に地域格差が歴然とあるとしか言いようがありません。
そこで、最近各地に誕生しているのが、コミュニティシネマと言うわけです。

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コミュニティシネマの在り方も多様ですが、例えば私の知人は、山口県萩市の出身で、萩市にある映画館「萩ツインシネマ」の事を聞きました。

萩市にも、昭和40年代頃には、東映、東宝等5館も映画館があったそうですが、今では、このツインシネマ1館だけ
になっています。
PO法人萩コミュニティシネマ 理事長 高雄 一壽氏は、萩から映画の灯火を消すなとツインシネマを支える会を立ち上げて、寄付金などで運営しているそうです。
萩で暮らす子ども達やす高齢者の夢と希望と生きがいのためにも、是非がんばって欲しいと思います。

ところでこの、2009年12月末現在の全国スクリーン数で下位に甘んじているのが、徳島や高知です。
そこで、こうちコミュニティシネマをググってみると、そこにはやはり、高知市の中心商店街の空洞化が進んで、映画館が徐々に姿を消している一方で郊外にはシネコンが出店し、スクリーン数は増えても上映作品数が減っていること、
こどもやお年寄り、車を持たない人の映画鑑賞機会が失われている事を訴え、地域に密着した「コミュニティシネマ」で、映画と映画が取り持つさまざまな文化を発信したいと書いています。

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おそらく事例にあげたような市民自発型のコミュニティシネマは、資金面などで、運営はなかなかご苦労があろうかと推察しますが、私のようなもののブログからでも、映像文化と通して、こうちコミュニティシネマの皆さんが言うように、再び街に文化とにぎわいを取りもどす事が出来たらいいなと思います。

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