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アフレコ ~ピンク映画のアノ声はアフレコだった~

わたしは、自分の作品(主に記録物)で、よく自らナレーションをやりました。
最初の頃は、自分の声を聞くのがとても恥ずかしいと思っていましたが、慣れるにつれて、ある種のナルシシスムみたいなものがわいてきて、いつしか自分の声を「ええ声ぇ!!」と思うようになりました。(笑)

当時はリニア編集時代でしたので、編集室の音関係の機材と言えば、CDプレイヤー、カセットデッキ、マイク、ミキサー等です。
わたしの場合、すべて一人でやってたので、デスクの上にナレーションの原稿を置いて準備を整えエディティング・コントローラーで、各々編集in点、out点を指定した後、EDITボタンをポンと押した瞬間、右手はCDプレイヤーか、カセットデッキのプレイボタンに近づけながら、目は現行に......

編集機が動作をはじめて、あらかじめBGMとナレーションを入れるポイントになると、BGMをスタートさせ、ナレーションを喋る。
読み間違いや、かんだりするとやり直し。

それでも、なんとも言えない緊張感が好きでした。

さて、前置きが長くなりましたが、このように撮影した後で、映像に合わせて、ナレーションや音楽、時には効果音などを入れる事を『アフレコ』と言うのは、大抵の方がご存じでしょう。

afureko

ビデオカメラや、こんにちのデジタル一眼やコンパクトデジカメでも生まれながらにして「マイク」を持っています。
しかし、このマイクだけでは、なかなか映像で伝えたい「音」を録ることは難しいと思います。

プロの世界では、必ず「録音」と言う一つの仕事のジャンルがあるくらい、音は映像の大切な要素です。
よく撮影現場に出くわすとADみたいな人が「はい、それでは本番行きます。お静かにお願いします。!!」なんて言っていますが、ちょっと近所の犬が吠えたりすると、リテイクになったりして、最適な環境を作るのに結構時間がかかります。
そこで、ローコストで映画を制作する手法としてアフレコを多用した例がありました。

それは、1960年代にあった所謂「ピンク映画」だそうです。
わたしは、これらの映画(新東宝映画、大蔵映画、新日本映像、国映等)をよく見に行きました。

afurekomm


これは、最近知った事なのですが、ピンク映画は予算が無いので(300万円程度)、早撮りしなければならず、我々が期待する、あのシーンでの女優さんの、あの時の声をセットで効率よく録音することが難しかったらしく、あの声「アハン」とかは、アフレコをしていたと言うではありませんか。

そんな映画制作の裏側を知らなかった当時のわたしには、随分刺激的に聞こえたものでした。
なんでもアリのネット上のアダルト映像の今の時代からすれば、なんともほのぼのした話題のように感じてしまいますね。



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