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サイレントへのこだわり ~エンタテイメントの多様性を求めて~

「チャップリン自伝」(中野好夫訳)を読んでいます。
自伝

この中にトーキー初期の事が書かれています。

「わたしがニューヨークにいるときだった、ある友人が映画におけるシンクロナイゼーションの実験を見せられてきて、これはもう近い将来に全映画産業の革命がくると予言したのである。」
としながらも、当時の録音技術の稚拙な音響技術を痛烈に批判し、M・G・Mが作ったオールトーキー映画「ブロードウェイ・メロディ」が退屈な安っぽい映画だとこきおろしつつも、時代の移り変わりを敏感に感じ取っていた様子が書かれています。

当時、映画館という映画館が、すべてトーキー用の設備を始めとありますが、これは現代の映画館が、3Dスクリーンへの設備投資を進めていることと通じるものがあります。

しかし、チャップリンは、そんな時代の大きな変化の中でも、サイレント映画の「こだわり」がありました。

「だが、わたしはあくまでもサイレント映画をつづける決心をした。娯楽というものには、あらゆるタイプが存在しうるという確信があったからである。それにもともとわたしはパントマイム役者だった。

その限りでは誰にもできないものを持っていたつもりだし、心にもない謙遜を抜きにして言えば、名人というくらいの自信はあった。そんなわけで、次の作品も、相変わらずサイレントで「街の灯」を出した。」
チャップリン自伝(中野好夫訳より)

映画的テクニック(モンタージュ)が生まれる以前の「生身の人間」が演じる面白さを追求したチャップリンに本物のentertainment(人々を楽しませる娯楽のうち、特に演者の技能を鑑賞することを主体とした見せ物、出し物、余興など)を強く感じます。

youtubeにチャップリン「街の灯」 制作秘話が4本アップされていますので、一挙紹介しておきます。









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