スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「秋刀魚の味」に見る花嫁の父の寂寥感

私には、娘が居ないので、「娘を嫁がせる父」の気持ちは、想像でしか知り得ない世界です。
昨日書いた「小津安二郎監督作品」には、娘を嫁がせる父親が時に登場する。

秋が近いので「秋刀魚の味」を紹介すると、この作品は、婚期を迎えた美しい娘・路子(岩下志麻)と暮らす、妻に先立たれた初老のサラリーマン(笠智衆)の姿をコメディタッチで描いたものだが、例によって、独特の淡々としたテンポとセリフ回しで物語が進んで行く。

笠智衆の父親がバーでトリスウィスキーを飲んでいるシーン、「日本が負けてよかった」と共に戦争にいった加東大介につぶやく。亡妻にどことなく似た岸田今日子のバーで軍艦マーチを聞き、酒をかたむける笠の孤独感が実にいい。

そしてラストのこのシーン



息子の三上真一郎が「俺、メシ炊いてやるから」との言葉に「ひとりぽっちかぁ?」とつぶやいて、再び軍歌を口ずさむ笠智衆。

途中で少し明るい目にアレンジされた軍歌がが入ると、平山家の屋内が何ショットも重ねられる。
恐らく、その一つ一つに刻まれた娘の思い出を見つめていたのだろうと思われるモンタージュ。

じっと佇む笠智衆。やがて狭い廊下の向こうにある台所に行くと、父は一人静かに茶瓶から湯飲みに白湯を入れて飲む。
そして映画は終わって行く。
この笠智衆の芝居が素晴らしいし、映像、カット割りも孤独感を実にうまく表現されている。
このシーンだけでも小津安二郎監督がよく伝わってくる。



スポンサーサイト

小津安二郎の「切り返しショット」

今夜は久しぶりに映画の話しを書きます。
私は、小津安二郎監督作品も好きで、よく見ました。
小津安二郎 - Wikipediaから引用します。

”小津安二郎の「切り返しショット」は通常の映画の「文法」に沿っていない、すなわち切り返しのショットにおいてイマジナリーラインを超えてはならないとされる「原則」に反していると指摘されている。この指摘は小津の生前から数多くなされていたが、小津は確信を持ってこの手法を取り入れていたため、少なくとも中期以降の作品においては、切り返しショットがイマジナリーラインを超えて真正面から捉える手法の大原則が破られることはなかった。こうした映画文法の意図的な違反が、独特の時間感覚とともに作品に固有の違和感を生じさせており、特に海外の映画評論家から評価を得ている。”

とありますが、1942年の小津作品「父ありき」でも、それが見られます。



笠智衆(父親)と、佐野周二(息子)が、久しぶりに食事をするシーンですが、この二人、完全に向かい合わせではありません。
父の方が少し奥に座り、息子は手前に座っています。
切り返しのショットの二人の目線が斜め方向なので、この位置関係がよくわかります。

本当の親子なら、こんな時(久しぶりに会って、食事をする時)正面に向かい合って会話しないかもしれません。
むしろ、こんな状態の方がリアルだと私は思います。
それに、淡々とした台詞にも、妙にリアリティを感じるのはわたしだけでしょうか?
死後、古臭いホームドラマ監督と言われたこともあったようですが、間違いなく一時代を気付いた監督だと思います。

テーマの表現 ~明日香稲渕案山子コンテスト参加作品から~

明日香のお米と農村風景を守ってきた「かかし」稲渕棚田の景観を後世に残し伝えていくために、
明日香で育った人と明日香を愛する人々が主体となって取り組むことが何よりも大切であります。
その一環として、田んぼの風景の象徴である「かかし」を広く一般募集をし、案山子ロードに展示し、
明日香の棚田の景観保存に寄与する趣旨で、毎年案山子コンテストが奈良県明日香村で行われています。

2010年度かかしコンテストのテーマか「ふれあい」です。
人と人とのふれあい(家族・恋人など)
飛鳥の自然とのふれあい、動植物とのふれあい等を、出品者はどう表現するのか、大変楽しみにしながら、今日、わがファミリーも、出品をしてきました。

kasi35656

これが、わがファミリーの作品です。
タイトルは「語り継ぐもの」でして、明日香には美しい田園風景があり、野鳥や虫たちが沢山生息しています。子ども達は、自然と「ふれあい」ながら、明日香の昔話や、自然の営みを、おばあちゃんから教わっています。
お年寄りと、子ども達との「ふれあい」が、次の世代に大切なものを語り継いで行く。
そんな情景を表現できたらと、取り組みました。

kakasi23343

特にこだわったのが、上の写真の部分です。
女の子が、おばあちゃんの肩にて手を乗せる部分に「ふれあい」を表現しました。

私は、映像クリエイターなので、他の案山子には見られない「高札」を作って立てています。
上の文章を、そのまま書いています。
言わば字幕スーパーの役割を高札に持たせ、やや説明的かもしれませんが、私たちが案山子を通して伝えたかったテーマをより、わかりやすくしました。

さて、コンテストは来る9月19日(日)、約70体で競うコンテスト、いかなる成績になりますことやら、今から楽しみです。

9月の風が待ち遠しい!!

今日も大阪は、太平洋の高気圧に覆われ、晴天でした。
今日も、私が住む大阪市では、正午前の気温が36・2度を記録、猛暑日となりました。
大阪管区気象台によると、35度を超える猛暑日は13日連続で、記録が残る昭和36年以来、平成6年8月の12日連続の記録を抜き最長となったといいます。

大阪では8月に入って、最高気温は上旬平均35・0度前後で、今後も1~2週間は厳しい暑さが続く見込みといいます。

そんな猛烈な暑さは、60歳を迎えた私には、随分と堪えます。
ここ数日は、所謂「夏バテ」の症状なのか、次のような状態が続いていました。

・身体がだるくてなんにもする気がしない。
・人と会うのが辛い。
・めまいがする。
・食欲がない。
・肩こりが酷い。

ま、そんな状態だったので、昨日は思い切って、一日を休養日にして、朝から眠ることにしました。
午前8時頃にいったん目が覚めましたが、その後はひたすらに眠り続け、夜になって一時間ほどは、起きていられたんですが、再び深い眠りに.....

そんなわかで、昨日もブログ更新出来ずじまい。
ほとほと年齢を感じずに居られません。
まあ、今月はお付き合いだの、期限のある編集作業だのと、かなり午前様が多くて、睡眠不足が続いたのも疲労が蓄積した原因でしょうが、いずれにしても、一日でも早く涼しくなって欲しいです。

さて、私が好きなミュージシャンの一人に松岡直也さんがいます。
ジャズ・ピアニスト、ラテンフュージョンミュージシャン、作曲家、編曲家で、中森明菜に提供した「ミ・アモーレ」は特に有名ですが、1986年にはわたせせいぞう作で日本テレビ系列で放送された『ハートカクテル』の音楽を担当しておられるので、ご存じの方も多いと思います。

1937年5月9日生まれなので、わたしより13歳年上。
今でも、ご活躍との事で、私も元気を出さないとと思います。
その松岡直也さんが、1982年に音楽活動30周年を記念したアルバム『九月の風』のタイトルチューンは、当時30歳代前半の私のハートを掴み、大阪でのコンサートなどに出かけました。
今は、このたまらない暑さから、一日も早く免れますようにとの願いをこめて、今日は映像の話題とはまったく関係ないのですが、松岡直也さんの『9月の風』を聞きながら、又眠りにつくことにします。



クリエイターの意図とクライアントの要望

昨日の午後は、この夏に制作したドキュメンタリー(19分45秒)のクライアントへのプレビューの日でした。
クライアントは、某業界団体。
会長、理事2名が来られ、私は少し緊張しながらDVDプレイヤーの再生ボタンを押しました。
上映中、幾つかの映像に対して質問がありましたが、途中大きな問題提起もなく上映が終了。

終了後は、お三方から、それぞれ辛口のご意見、要望がどんどん出てくる。
今回の作品で、私が考えたコンセプトは

1.ナレーションを一切使わない。
2.BGMも最小限にとどめる。
3.字幕スーパーも上記同様に最小限にとどめる。

従って、上映終了後に、あそこは意味が伝わらないのでは?とか、こういう説明のテロップを入れた方が酔いのではとかと言ったご意見、ご要望が多かったのは、ある意味「想定内」と言えたと思っています。
つまり、説明的な作品にしたくなかったのです。

私は、この作品の上映を、この業界団体が9月に行う予定のイベント時に特定していたので、そのイベントへの出席者ならば、あまり説明的にならずともして、わかっていただけると踏んでいたのでした。
しかし、クライアントの考えは、そうではありませんでした。

この作品を業界団体の社会貢献として、広く情報発信ツールとしてマルチに使いたい意図があったようでした。
それなら、昨日のプレビューで出てきた辛口のご意見、ご要望が分かります。

わたしは、その場で追加取材と編集の一部やり直しを受諾しました。
公開上映まで、あと一月。
頑張って、編集しないと間に合いません。

じゃんぼかかし2010メイキング ~30倍速ビデオ~

今年の春から、奈良県高市郡明日香村で、週末農業に勤しんでいます。
7月下旬から8月上旬にかけては、明日香稲渕棚田のシンボルである「じゃんぼかかし」の制作に携わる羽目になってしまいました。

私が、何気なく言った「今年は、やっぱりせんとくんしかないでしょう!!」が、いいだしっぺになり、ついには設計・製作の中心人物になってしまいました。
7月18日に、昨年のじゃんぼかかし「大黒さま」を降ろすと、その翌週から、制作が始まりました。

sde65

7月25日は、殆ど人が集まらず、なかなか作業がはかどりません。
翌7月31日には、午前中だけ村の人たちが10人ほどお手伝いに来て下さり、少し進みました。
翌日の8月1日には、どっと応援部隊が繰り出されましたが、制作には色々な問題があり、午前10時から午後6時まで、猛暑の中を必死で取り組み、足の部分を残してある程度出来たので、とにかく立てるところまで出来ました。

kakasi32

8月8日は、私を含むほんの数人で、足の部分をとりつけて完成!!
手作りの高札もたてました。

67yugf

kousatsu

それで、制作中に約6時間ほど、ビデオカメラを据えつけて撮りっぱなしにしていたのを、30倍速で編集してみました。
これまで、あまり見られる事がなかった制作風景をご覧下さい。

カノープス TwinPact 100は快適 VHSーCカセットのお宝映像をデジタル化中

ここ数日、典型的な夏バテ症状が出ています。
・全身の疲労感
・体がだるい
・無気力になる
・イライラする
今年は、奈良県明日香で週末農業を続けて来たり、ドキュメンタリーの制作があったり、エキストラに出たりと、ある意味刺激的でしたが、その疲れが一度に出てきています。

そんな中、新たなミッションに取り組んでいます。
それは、知人が撮影したアナログビデオのデジタル化です。

この知人、年齢は50歳代前半なのですが、大学で水産学を学んだ人でして、今でも若い人たちを引っ張って、カッターボートレースに出場するなど、変わらぬ青春を謳歌しているかのような人で、好きなタイプの一人です。
その人が、そのカッターボートレースに出たときの映像や、その人が大好きな廃線ハイキングの時の映像(これは、2002年頃の生瀬~武田尾間の廃線跡で、なかなか素晴らしい)、それにSL映像の数々など、愛好者には垂涎のレア映像ばかりです。

これを、VHS-Cカセットのカムコーダで撮影していたので、私の提案でデジタル化しています。
この時に活躍しているのが、カノープス TwinPact 100です。

twi100

簡単にPC接続できて、高画質のキャプチャが出来ています。
スピードも速くて、実に快適にコンバート出来ます。
詳しくは、こちらの動画をごらん下さい。



Canopus TWINPACT 100 Digital Video PC/TV Scan Converter User Review 146386 @ Yahoo! Video


十数本もあった、お宝映像を、瞬く間にデジタル変換が終了。
後は、編集をします。
ご本人の了解が得られれば、youtube等の動画共有サイトへの公開も可能だと思いますので、カッターボートレース、SL、廃線ハイクなどに興味のある方は、楽しみにしておいて下さい。


職人がカッコ良かった!!「第1回ニッポン建設映像祭」に感動!!

アンダーコンストラクション・フィルム・アーカイブ(UCFA)と言う名前の、任意団体があります。
日本の建設開発史研究を目的とする非営利の組織で、コアメンバー5人は、それぞれ、建築関係の研究者、設計者並びに編集者達です。

このUCFAが昨日、第1回ニッポン建設映像祭を開催したので行ってきました。
会場は、大阪市中央区の船場の大阪瓦斯ビルヂングです。

og
この映画祭の趣旨は、日本の近代都市の建設過程を克明に捉えた工事映像記録を一堂に集め、迫力ある映像で現場のダイナミズムを目の当たりにし、わたしたちの都市の成り立ちと歴史について、あらためて考えてみようとするものです。

正午から午後5時迄の長時間のイベントでしたが、建設映像6本は、いずれも素晴らしい映像ばかりで、深い感動を受けました。

先ず1本目に上映されたのが、安井武雄の設計で1933年(昭和8年)に竣工された大阪瓦斯ビルヂングの建設ドキュメンタリーです。
70年余の風雪に耐え、今も尚その美しい姿を見せ、御堂筋のランドマークとなっているこのビル建設時の貴重な映像では、建設機械が殆どない時代で、手作りと言っても過言でないくらい、人力に負う部分が大きかったようです。
映像に写る職人達の姿は、いずれも真摯に建設に取り組み、激しい労働の些かも惑うことなく働く姿に心打たれました。

二本目は、昭和45年に建設された「船場センタービル」が出来るまでの物語です。
船場は、古くは船着き場であったことから「船場」と呼ばれるようになったとの説がありますが、私が幼い頃には未だ、繊維問屋が密集していましたが、「中央大通」の設置により立ち退き先として建設されました。
映像は、阪神高速道路の建設風景も同時に写しだして、戦後の経済成長の一つの頂点として、大阪の街がダイナミックに変化して行く様を、見せてくれました。

3本目は、千里ニュータウンの宅地造成工事から入居者が引っ越して来るまでの様子を描いた「千里山団地建設記録」

そして4本目は、大林組が制作した「大林組と万博」で、大林組が担当した19のパビリオンの出来る迄を紹介。
中でも、太陽の塔のあるお祭り広場の大屋根(重量約5,000トン)を、リフトアップする映像と無事リフトアップ出来たときの職人達の喜びぶ姿には感動しました

えxぽ

expo09

5本目は、東京タワー建設記録ですが、これはもう「鳶職人」達のかっこよさに、涙が出て止まりませんでした。

tobi

中でも、リベット打ちの作業は、もう滅茶苦茶にカッコいいのです。
組み上がった鉄骨の上で、コンプレッサーから空気を送り、コークスを焚いた釜で、真っ赤に焼けた鉄の鋲を、長い火バサミで掴み出し、2~30メートル離れた所の受け手が持っている、鉄の漏斗に向けてピュ―ッと放り投げると、吸い込まれる様に、スポットと飛び込んで這入って行きます。

真っ赤に焼けた鋲を穴に差し込み、2人掛りでリベットハンマーでかしめる。
投げ手と受け手のピッタリ息の会った、音の合図だけの無言で行なわれる見事な動作は
まるで上質なエンタテイメントを見ている様で、本当に素晴らしい。
建設技術の進歩の隙間を埋めるような鳶職人達の優れた技術を見て、東京タワーが、極めて人間的な建築物に思えてなりません。

そして、最後は1965年に建設された「東京カテドラル」です。
あの国立代々木競技場を設計した丹下健三が設計した「東京カテドラル」は、技術の追求と空間の美しさが高度に統合された独特のシェル構造。
45年の歳月が経っても居、その美しさ近代性は、全く色あせていません。

tk

映像は、その施工プロセスが余すことなく明かして行きますが、やはり感動したのが、素晴らしい職人技でした。

tk9

この外壁は、ステンレスの薄い板が張り付けられているのですが、曲面であるため、足場が組めません。
それでも施工出来たのは、職人達がロープ一本で吊られて曲面壁を仕上げるプロ集団の仕事でした。
ジャパニーズ・ケンセツ・ニンジャ!のい仕事ぶりに会場の、あちらこちらで、思わず歓声があがった程です。

こんな素晴らしい建築物は、出来るだけ長く保存して欲しいと思いますし、今を生きる建築家たち、施工技術者たち、それに最先端で働く職人達に、心からエールを送り、後世に残せる建築物を造って欲しいと思いました。

写真家『原田文裕と仲間たち』展 ~建築家の肖像~

今朝は、私の知人の写真家「原田文裕」さんの展覧会のお知らせです。
展覧会のタイトルは、肖像写真研究会 五彩奏展vol.4 『原田文裕と仲間たち』展 ~建築家の肖像~です。
展覧会場は、Art Space わなか ART SPACE WANAKA(〒542-0074 大阪市中央区千日前2-4-13 2階)です。
Art Space わなか

わなか


大きな地図で見る

作品は、仕事の性格上大きな使命感を持って社会に対峙し、頑なまでの信念の下に「空間を創造」する建築家
その建築家の拘りのスペースで凜とした空気感が漂う、一目見てそれが建築家とわかるような、素晴らしい作品の数々です。

肖像写真研究会 五彩奏は、各地で活動している肖像写真家たちが、肖像写真というジャンルの在り方を求めて、モノクロでの肖像表現でそれぞれがテーマに取り組み、巡回展の開催を5年間活動しています。

開催期間は

2010.8.24(火)~2010.8.28(土)迄 
時間はam11:00~pm7:00迄(但し、最終日の28日はpm6:00迄)です。

顔はその人の人生が語られる部分。
その人物のありようが現れます。
優れた写真家たちが描く、建築家の肖像と建築作品に、何を感じるか?楽しみな展覧会です。

原田さんは、この他に幻術異分野のコラボレーション「彩雅草」も宰されておられ、今秋10月には、素晴らしいスペース京都法然院で展覧会を予定しています。

hounennin

今秋の展覧会には、大阪府富田林の寺内町を捉えた作品を出品すべく、猛暑の中を取材中だと聞きました。
こちらも楽しみな展覧会です。

jinaimchi

良質のドキュメンタリーが出来たと思う。

どうも煩わしい仕事が多くてしんどいです。
昨夜も神戸で、仕事の打合せをしていたら、帰宅が23時を過ぎてしまい、帰宅してからも、色々な事をしている内に、日付が変わってしまいました。

そんなこんなで、今月のブログ更新は、もうぼろぼろですが、今夜も日付が変わる前のこの僅かの時間に書いています。
ここ数日は、ずっと編集漬けの毎日でしたが、先ほどようやく完成しました。作品の上映時間は丁度20分。当初の計画通り、ナレーションを一切使わず、BGMも最小限にとどめる事が出来ました。
本当の気持ちは、ネットにアップして、皆さんにも見て頂きたいと思うのですが、肖像権だとかプライバシーとか等の問題が沢山あるので、共有は出来ません。

しかし、決してテーマを押しつけることもなく、淡々とノーマライぜーションについて、見る人に考えて頂くきっかけになるようなドキュメンタリーが完成したなと自負しています。
来週25日に、クライアントに見て頂き、結果がオーケーなら、パッケージデザインに入る予定です。
一発オーケーだといいなと思いますが、さてどうでしょう?

只今、編集作業中。

6月から7月にかけて取材した、障がい者の就労支援や社会参加を扱った作品の編集が、いよいよ昨日から始めました。
撮影してきた素材は約540分。
作品の完成は、25分から30分以内と注文を受けています。
概ねは、事前に提出して了承してもらった企画書に従って繋いで行くのですが、撮影してきた素材を眺めて、はたと困りました。

それは。「わかりやすさ」と「説明的にならないこと」のバランスをどうとるかでした。
この作品は、テレビのように、あまねく人々に見て頂くような作品でもないので、そんなに大所、高所からモノを言うのもおかしいし、かといって作品の柱となる「ノーマライゼーションを考える」部分が伝わらないのもいけない。

そんな、こんなで作品の構成を、編集前にもう一度練り直していたら、実作業よりも考えている時間に方が長くなってしまいました。

今回の作品では、ナレーションを使わない。字幕スーパーでの説明も最小限にとどめる。
音楽も同様に、最小限とするなど、自らに多くの制約を課しました。
おかげで撮影の時から、きちんと伝えたいことを整理しておくことが出来て、考えがまとまると、いい素材がるので、快調に編集が出来ています。
昨日一日で、約60%~70%は進んだでしょうか?
今月末までの完成を目指して、今日もオフライン編集が続きます。

映画エキストラ初体験 ~プリンセストヨトミの歴史的ロケに参加して~

最近は、体力の低下を日々感じつつ、クリエイターとしての感性を錆びさせないよう、刺激を求めてあちこちに出かけます。
一昨日も、大阪で行われた映画『プリンセストヨトミ』のエキストラに行き帰宅したら日付が変わり、昨日は夜明け近くまで編集作業に追われて、しばらく仮眠した後、今ブログを更新しています。
さて、一昨日のエキストラ体験を今朝は書くことにします。

一昨日(8月14日)は、午前中は明日香で畑仕事をして、午後1時30分頃帰宅。
うとうと昼寝をしてから16時過ぎに地下鉄で谷町4丁目へ。

1A出口から地上にのぼり、大阪城方面へ。
17時の大阪城公園には、既に数千人の人でいっぱいでした。

qw34r

事前に応募しておいた映画『プリンセストヨトミ』のエキストラに参加する人たちです。
当日の集合が、かなりややこしくて

①16:00に「36歳以下の女性全員集合」
②16:30に「37~46歳の女性全員集合」
③17:00に「男性で偶数年令(24歳とか56歳)の方全員集合」
④17:30に「男性で奇数年令(27歳とか63歳)の方全員集合」
⑤18:00にそれ以外の方全員集合

となっていたので、私は③で行きました。
男性は基本はスーツか夏服の普段着、タイガースハッピ歓迎、野球のユニフォーム、サッカーのユニフォーム、作業着などでお越し下さいとあったので、私は暑いのに渋くスーツを選びました。

ddffhg

メインキャストは、堤真一、岡田将生、綾瀬はるか、中井貴一等です。
製作 、 フジテレビ/東宝/関西テレビなので、関西テレビの取材陣だけが来ていました。

受付で黄色い紙に「E」と書いたカードをもらいました。
しばらくすると、飲み物と弁当が配られます。
時折、お堀を吹く風が涼しいのですが、日が暮れる迄は暑くて、用意した氷らせたタオルで頭を冷やします。

345ds

撮影は、大阪府庁前の道路を完全に封鎖して行われました。


大きな地図で見る

日没までは、ひたすら待機。夕方の時間は、蚊が多く、ズボンの上からでもやられます。虫除け持って行けばよかったと後悔しきり。

日が暮れて漸く、府庁前の車道まで数千人が移動。

ddgii66

府庁正面玄関がまるでステージの様に照明に照らし出されているし、屋上から巨大な投光器が何基も車道を明るくしていて、あの周辺がまるで夢のように浮かび上がっていました。
ここからは、エキストラの写真撮影が禁止されました。

私が見える範囲で用意されたキャメラは、府庁正面玄関の石段の左右に各1台。
府庁内正面にクレーンキャメラ1台。
多分、府庁内にもあったはずです。
何せ「東西南北の鈴木」と呼ばれている鈴木雅之監督ですから、キャメラの数は多いはず。
鈴木雅之は、フジテレビで、あのロングバケーションとかHEROとかを撮り、映画ではGTO、そしてNIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIEを撮っています。

8時を過ぎても、撮影の段取りやらなにやらなんの説明もありませんでしたが、ようやく助監督?とおぼしき人が、トランジスタメガホンで指示を出します。
エキストラが加わっての最初のカットの私たちの演技?は、府庁正面のメインキャストをただ見ているだけです。

メインキャストは、このあたりに、堤真一が大阪城の方を向いて立ち、中井貴一は、背中を我々に向けて立っています。

ふちょう


sertyu

中井貴一には、何人もの人たちが、団扇や扇子で風を送っていて、それだけでもスターを感じさせます。
テレビ出身の鈴木監督ですが、カット割りは多くて、短い台詞のカットを重ねて行きます。
その度に、大抵テストが二回くらい行われてから本番。

本番で監督のOKが出ると、集まったエキストラから大きな拍手が湧き、中井貴一も振り向いてそれに応えるなど、ロケというよりライブのような雰囲気です。
23時過ぎに、綾瀬はるかが登場すると、ボルテージは更に上がりました。

17時から23時30分くらいまで、殆ど立ちっぱなしで、足が棒のようになりましたが、こんな大規模なロケは、当分大阪ではないと思うので、歴史的ロケに参加して良かったです。

25,6年前の自分

先週の金曜、土曜はお付き合いでお酒の席が二日も続いて、寝不足。
今週も、月曜から水曜までの三日間は、いずれも日付が変わるまで仕事。
おかげで、睡眠不足が蓄積して、昨日の夜は、早い時間から眠りこけてしまい。
ふと目が覚めると、日付が変わってしまっていました。
今月のブログ更新成績は、完全に落第です。

それでも、気持ちを切り替えてと、今日は少し部屋を片付けました。
そうしたら、古い写真が出てきました。

自分

25年から26年前の自分です。30歳代の半ばです。
この写真は、讀賣テレビ主催の、「讀賣ビデオコンテスト」で受賞した時に、表彰式で撮ったものです。
この当時、讀賣テレビはまだ北区東天満にあった頃で、その2,3年後に今の、中央区城見に移転しました。

この讀賣ビデオコンテストは、作品の長さが5分で、BGMは使用不可。
ナレーションはOKでした。
作品はVHSテープで提出しました。
確か、この時は優秀賞を頂いたのですが、内容は覚えていません。
勿論、作品のテープもどこへ行ったかわかりません。
今と比べると、カメラは大きくて重い。
編集も、かなり時間がかかりました。
それでも、作品を作るのがとても楽しかったし、何より見てもらえるのが嬉しかった。

今は、誰でも簡単に映像作品が作れて、世界中の人々に見てもらえるとても素晴らしい時代です。

今日、明日は香川、愛媛です。

どうして最近、こんなに雑用が多いのだろうと嘆いています。
昨日も一昨日も非生産的な用件で、深夜までかけずり回り、このブログの更新をはじめとして自分のやりたいことが、何一つ出来ない日々が続いています。

今日も、あと2時間もすれば四国に行かなければいけません。
暑さと、精神的な疲労はかなり来ています。

さて、6月から撮影を続けていたドキュメンタリーですが、去る7月23日に撮影を終了して、お盆はどっぷり編集漬けです。
撮影素材はおよそ600分。作品の仕上がりは30分の予定です。
テーマの絞り込みはよいのですが、決して「説明的」ならず、それでもわかりやすい作品を目指します。
お盆も又、徹夜の連続になりそうです。

オリジナルシナリオ

昨日と一昨日の二日連続で、仕事上の接待をする側と、される側の両方をしなければならない羽目になりまして、二日連続で午前様。
ブログの更新は出来ない上に、睡眠不足は齢60を迎えた身には、かなりこたえます。

そんな疲れた身体をおして、今朝は、この春から始めた週末農業に行ってきました。
場所は奈良県明日香です。

kayanomori

棚田が美しく、私もそこで田んぼと畑を少しやっています。
ここは、15年前から棚田オーナー制度と行って、体験型で都会と田舎を結び、大切な景観や、里山を守る活動をしています。

私も棚田のオーナーの一人なんですが、このオーナーの歴史を村の人たちや、先輩オーナー、オーナー会会長などに伺うと、実に様々な興味深い話しが聞けます。

・棚田オーナー制度への村の人たちの様々な思い。
・オーナーに人たちにも実に色々な方々がいて、実に面白い
・そこに少し、どろどろした恋愛の話しもありいの
・日本の農業政策や食糧問題
・自然や景観保護
など、どの切り口で切っても、物語として、なかなかいいなと思うんです。
したがって最近は、シナリオハンティング半分で、明日香に行っています。

kyano

これまで奈良は、あんまり映画に出てこなかったような記がしますが、最近は『なら国際映画祭』も開催されて
います。

なら国際映画祭

来年は、わたしのオリジナルシナリオ作品を出品したいな。

第1回ニッポン建設映像祭

一昨日は、徹夜で仕事となりました。
そして昨日は、その疲れで早い時間に眠り込んでしまって、あろう事か、二日連続でブログを更新出来ませんでした。
このブログの目標は、毎日更新すること。目的は「自分への挑戦」でした。
理由はいかんせん、目標は100%達成出来そうにありませんが、ここは気持ちを建て直して今日も書きます。

今の文章で「建て直し」か「立て直し」か、選択に迷いましたが、今日は建て直しを選びました。
何故そうしたを書きます。

二年前、小旅行で、滋賀県近江八幡市安土町にある安土城天主信長の館に行ったことがあります。
館内には1992年に開催されたセビリア万国博覧会に出展された原型の安土城の復元天守(5・6階部分)がありました。
丁度、山本兼一の小説、『火天の城』の映画化が決まったとかで、館内には映画のパンフレットが置いてあったことを覚えています。

息子が一級建築士であることも手伝って、安土城の復元天守をとても興味深く見ました。
それに、以前に愛媛の松山城を訪れた時にも、復元の様子を撮影した動画を見て、建物が出来るプロセスは、一つの「物語」があって、素晴らしいなと思っていました。



そんな事を考えていたら、こんな映画祭があることを知りました。
映画祭の名前は「第1回ニッポン建設映像祭」です。

webの告知ページにはこうあります。

"20世紀という空前絶後の「建設の時代」を一挙に振り返る映像祭
万博、オリンピック、団地、ニュータウン、高速道路、超高層ビル…
映し出される都市・建築の姿は、過去の遺物ではなく、未来へのメッセージだ!"

わたしも20世紀半ばの生まれで、今までの人生の80%以上を20世紀に生きてきた者としては、20世紀という時代を
建設を通してふり返ってみようと思います。
映画祭は

□日時:2010年8月21日(土) 開場11:30、開演12:00、終了17:00
□会場:ガスビルホール
(大阪ガスビル3階、大阪市中央区平野町4-1-2、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅下車 12番13番出口を南へ徒歩約3分)
□参加費:無料 ※7/29変更
□定員:200名(事前申込制)

詳細は第1回ニッポン建設映像祭

携帯電話と次世代ブルーレイディスクの関係は

わたしは、未だにスマートフォンを持っていません。
iphone!!と何度思ったことか。
買い替えに踏み切れない理由は二つあります。

その一つは「家族割り」です。家族間通話無料は、相当重しです。これさえなければとっくにソフトバンクに乗り換えしていたでしょう。
そして、iphoneで出来る動画撮影や編集の楽しみを、享受していただろうと思います。

もう一つの理由は、今使っているau携帯が気に入っていることです。

w51sa

・1Gバイトものメモリを搭載していること(私は更に1GバイトのマイクロSDを追加している)
・内蔵のFMトランスミッターで、音声をカーオディオで楽しめる。
・動画も綺麗に見れる

auからスマートフォンが二機種出ましたが、IS-01はでかすぎて、持つ気持ちになれない。第一、あんな大きなこので電話なんかできっこない。
IS-02は、アンドロイドじゃない。
恐らくIS-03が、近いうちに出るのではと思い、もうしばらく待つことにしています。

これと、同じ事がブルーレイディスクにも当てはまります。
今後、私が制作するコンテンツも、どんどんHD化して行かなければなりませんが、最終パッケージが定まりません。
私の個人的感覚では、ブルーレイディスクはあんまり普及しないのではと感じています。
それが証拠に、ソニーがブルーレイ後継技術を開発中らしいようです。

開発中の次世代光ディスクは、ブルーレイの20倍の容量を持てるという噂です。
映画にすると50作品が1枚に、30分のTVアニメなら4年分収まると言うのですから、これももう少し待ったほうが酔いのかな?

2TBの内蔵HDDを増設しました。

昨日は、早朝から一泊二日で撮影行があり、またまたブログ更新出来ない日を作ってしまいました。
数日前に書きました、障がい者雇用のドキュメンタリーですが、いよいよ編集に着手します。

撮影した素材の量が相当な量になったので、PCに取り込むには、編集用PCのハードディスクが足りません。
そこで、10日ほど前にヨドバシカメラで買っておいた、バルク品の内蔵HDD(2TB)を、一昨日増設しました。
PCは何度かここにも書きましたが、自作のVistaが動いているデスクトップタイプです。

購入したHDDはSATAⅡで、値段は1万3千円ほどです。
本当に安くなりました。
ケースを開けて、HDDを取付、数日前にパソコン工房で買っておいたSATAⅡ用の電源変換ケーブルと、SATAⅡケーブルを繋いで、これでOK。

いろんなケーブルを元通り繋いで、PCの電源を入れます。
そうしたら、なぜかウィンドウズが起動しません。
マザーボードにあるSATAⅡケーブルを繋ぐ四つあるコネクタを、順番に入れ替えてみると、ようやく3回目で起動。

そして、HDDの初期化、フォーマットを経て、使えるようになるまで、およそ1時間。
なんとか、HDDの2度目の増設に成功しました。

これで、明日から素材を取り込み、いよいよ編集がスタートです。
さて、どのような作品になることやら。
楽しみでもあり、苦悩の日々が始まります。

hdd
プロフィール

明日香人

Author:明日香人
各地の棚田保全活動の情報や美しい棚田を紹介してゆきます。

関連商品
おススメ書籍
twitter
検索フォーム
最新記事
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
最新コメント
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。